旅狼~たびろう~の雑記ブログ

自称多趣味な旅好き狼が書く雑記ブログ。

一歩先をいく哲学の本!!

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 結局戻ってくるのは哲学の本。。

 

ということで、また哲学の本。笑

と言っても、毎回毛色の違う本を読んでるからね。

それに、「繰り返し学ぶ」のは良いことだと聞いていますから〜笑笑

 

ということで、今回もブックレビュー書いていきます!

 


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作品概要

題名:『武器になる哲学』

著者:山口周

出版:KADOKAWA

 

こうして見てみると、KADOKAWAから出版された本に手が伸びがちなんですね!笑

 

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感想

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この本の一番の特徴としては、

多くの「まとめ本」が採用している時系列に沿っての紹介ではなく

「人」「組織」「社会」「思考」という4つのテーマごとにまとめた紹介になっているので

方向性が似ている考え方を一遍に学ぶことができる点です。

 

そして、僕が読んできた哲学のまとめ本の中で

一番取り上げている人物・考え方が多かった!

 

これは、多くの本で「哲学」とは扱われにくい、あるいは詳しい説明を取り上げられられないことまで説明してくれているから!

 

例えば、

主に「経済」の分野で紹介されるであろうエドワード・デシの「予告された報酬」だったり、アダム・スミスの「神の見えざる手」

さらには「生物」の分野では必須のチャールズ・ダーウィンの「自然淘汰」など、

一見すると「哲学」とは取られにくいものまで紹介してくれています!

 

もちろん、それぞれの考え方の説明もしっかりされていて本当に勉強になるし、

多くのトピックで「現代に生かすなら」という部分にフィーチャーした形で締めくくられています。

 

これは他の哲学の本でもあるにはありますが、

こうした他の分野においてメインで扱われることにまで言及してくれているのはありがたい!!

 

浅く広く」を目指すまとめ本を手にする人たちにとっては大きなポイントだと思いますね!

 

もちろん、多いがゆえに読み切るまでの根気もまた、今までで一番に要しますが、、!笑

ですが、それを読み切ったときの達成感と学びはとても大きいですよ!!

 

 

ただマイナスポイントとしては、若干読みにくさはあった

 

まあこれは、僕がこの本の著者山口さんと合わないっていうだけかもですが。。笑

 

というのも、筆者の考えや意見が前に出てきすぎというか、

「大衆への説明」にしては強く言い過ぎなんじゃなかろうか

というところが何箇所かありましたね。

 

人によっては無理くりまとめている感じな部分もありまして、、

そこはページ数の制約かもしれないのでなんとも言えませんが。。

 

 

ということでまとめると、

哲学についての本として1冊目に手に取ることはオススメしないです

 

特に、高校大学とほとんど哲学に触れることがなく、

「ちょっと齧ってみたいな〜〜」

という人!笑

 

多分飽きます。

そして哲学が嫌になります。。

 

それはすすめたこちらとしても心苦しい。。

 

ですので、初めて哲学に触れるという方は以前僕が紹介した2冊をおすすめしますよ!!

 

www.tabirou.work

www.tabirou.work

 

 

今回の『武器になる哲学』何冊か哲学関係の本に目を通してから

「違う視点はないかな」 「もっと多くの哲学者やその考え方を知りたい」

と感じたのであれば読んでみることを強くおすすめします!!

 

本屋さんでパラパラっと何人かの説明を読んでみて

「いけるな」

と思っても、意外と苦戦します。笑

(これは僕がそうだっただけですが。。笑笑)

 

 

最後に

ということで、ここまで『武器になる哲学』をご紹介してきました!

 

自分で書いていて、今までのブックレビュー、それぞれ結構ムラがあるなと感じますが、

本の内容とレビューの量は関係ありませんよ!!

 

むしろやっと慣れてきたというか、今までがダラダラと書きすぎていた気がしますので。笑

 

ともあれこれで、

「しばらくは哲学お休みしようかな〜」

と思っていたのですが、結局手に取るのは哲学関係。笑笑

 

もちろん他のジャンルの本も読んではいますので、またご紹介したいと思います!!

 

 

 

ではでは、この辺までということで。

 

今回も、最後までありがとうございました!