旅狼~たびろう~の雑記ブログ

自称多趣味な旅好き狼が書く雑記ブログ。

これは、、エリート以外への哲学入門書だ!!

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こんにちは!

今回は「哲学」の本をご紹介しますよ!!

 

 皆さんは哲学と聞いてどう思われるでしょうか??

 

難しそう?それとも簡単?

あるいは、、「よくわからない!」という人もいるかもしれないし、

「知的」だと感じる人もいるかもしれない。

 

かくいう僕は

「かっこいいなぁ」

と思う反面、

「なんか鼻にかけてるやつ」

というイメージを持っていました!笑

 

まあぶっちゃけ、前者は完全にこのキャラの影響ですが。。笑笑

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⬇️ この人についてはこちらをご参照ください。。笑⬇️ 

www.tabirou.work

 

後者は単なる

「哲学なんて、頭いい人ぶってるやつが言うことだろ〜」

みたいな思い込み。

 

今となっては僻み・妬み・嫉みの類に近かったと思っています。。

恥ずかしい限り、、、、

 

 

とまあそんな僕が、前者のイメージ

「かっこいい」

という部分から哲学に触れてみたいと思い、手に取ったのが今回ご紹介する

世界のエリートが学んでいる教養としての哲学

というわけなんです!

 

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世界のエリートが学んでいる教養としての哲学 [ 小川仁志 ]
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 ⇧文庫版も存在するようですが、僕が読んだのはこのA5版(と呼ぶのかわからんが、、)の方なので、こちらでご紹介します。

 

 

 

 そもそも「哲学」とは?

世界の、いわゆる「先進国」と呼ばれる国の多くには、哲学を学ぶ環境が早くからあります。

 

しかし日本では、「倫理」という形で高校時代に学ぶのみ

しかも社会科科目の選択によってはほとんど触れないかもしれません。

(僕も中学校で習った社会で少しだけ触れた気がする程度です。)

 

ということは、本格的に哲学に触れるのは大学で専攻した場合となりますが、、

 

そういった方々は「学ぶ」対象として選択しているだろうと思うので、

「あくまで、自分の今後の"たし"にしたい」

という考え方とは一線を画すでしょう。

(もちろん、後者の考えの方もいるかもしれませんが。。)

 

 

何が言いたいかというと、

日本人は哲学に触れる機会が非常に限られている

ということです!

 

 

確かに、「絶対に必要な分野」ではないです。

哲学よりも、英語や算数、国語の方が大切だと思います。

 

ですが同時に、
「微分や積分」、「熱力学」なんかよりはずっと有用な学問だということを
今回、初めてしっかりと哲学に触れて感じることができました。

(数学関係、理科関係の方、ごめんなさい。。笑)

 

なぜなら、

より良い人生を送るために使うことができるから

です。

 

もちろん、
「より良い人生」
というのは非常に抽象的な表現です

 

人によって何を「良い」とするかは千差万別。

ある人が「良し」としたことが、ある人にとっては「悪し」となる可能性もあります。

 

 

ですがここで言いたいのはもっと根元的なこと。

 

何を"良し"とするか決める手助けになる

と言えばよいのでしょうか。

 

自分の人生の方向性を決める手助け

人生の選択肢を広げる1つの手段

なんて言い方もできますね!

 

 

ともあれ、

『哲学』は想像以上に学べることが多い!

ということをお伝えしたい!

 

そして、僕がそんな考えに至った本をご紹介したいというわけなんです!笑

 

 

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作品概要 

世界のエリートが学んでいる教養としての哲学

著者:小川仁志さん

出版:PHP研究所

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前書きでは、

特にこの本はビジネスパーソン、そしてグローバルにビジネスに関わりたい人向け

と紹介されています。

 

そして、ビジネスパーソンが必要とされる「哲学の全体像」というものを全7章で、それぞれを哲学の全体像を紐解く「ツール」として紹介しています。

順番に、

1.歴史

2.思考

3.古典

4.名言

5.関連知識

6.人物

7.用語

です。

 

3.古典や4.名言はかなり楽しみながら学べた印象ですね!

 

そして何より、

決してビジネスパーソン"だけ"に向けたものではないということ!

 

確かにこの本では随所に「ビジネスパーソンなら〜」というような表現が出てきます。

が、どの本でも言えることですが、

それは日頃の自分の生活や仕事にも十二分に当てはめることができます。

 

ですので、題名や前書きにあまり引きずられすぎないこと!!

 

これは前回の『リーダーの禅語』にも言えますね!!

www.tabirou.work

 

 

感想・読みどころ

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*1
読み終えた印象としては

「哲学の入門書にぴったりだな!!」

でした!

 

他の哲学関連の書籍を読んだことがないので、ほかと比較しての感想ではありませんが、

それでも7章に分けて広く浅く、とてもわかりやすく解説をしてくれていたと思います。

 

具体的にいうと、

第1章の歴史と第5章の関連知識(宗教、倫理、日本思想について)は文章での解説ですが、

他の章においては、

1つの用語や名言、人物についてを、見開き、ないしは1ページのみでまとめており

非常に読みやすい構成になっていました。

 

 

また、タイトルに『世界のエリートが学んでいる』と書かれていますが、

かといって「エリートになりたい人向け」なわけではないと僕は思いました。

 

これは上述の「ビジネスパーソン向け」と重なる内容ですが、

「あくまで一番は」という認識でいてほしいですし、

内容や説明の仕方は、むしろ多くの一般大衆を向けて書いていると感じました。

(まあ世に出ている書籍のほとんどはそうだと思いますが。。笑)

 

 

扱っている哲学者は、

ソクラテスに始まりルソー、カント、キルケゴールにニーチェなどなどなど、、、。

近代の哲学者は『ハーバード白熱教室』のマイケル・サンデルに至るまで、

とにかく「広く浅く」という印象。

 

ですのでこの本をきっかけに、

自分の中で「"ピンっ"ときた」哲学者やことば、考え方を探し

次のステップ(本やネット)でさらに深めていただくのが一番かと思います!!

 

 

ちなみに僕は、

ジェレミー・ベンサムの「功利主義」J・S・ミルの「自由主義」

が特に興味を惹きたてられましたね!!

 

これに関しては、その人個人の今までの価値観が大きく影響してくると思いますので、

実際にご自分で読んでみて、その感覚を大切にしていただきたいです!!

 

 


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最後に

今回は小川仁志さんの

世界のエリートが学んでいる教養としての哲学

をご紹介しましたが、

 

同時に

「哲学のすすめ」

のようなものもできたかと思います!

 

 

世の中のことを紐解いたり自分が属している組織・環境のことがわかったり

あるいは、自分自身の価値観と向き合い、新たな考え方を見出すきっかけとなり得るのが哲学だ

と僕は感じています。

 

ぜひ一度、哲学に触れてみてください!

 

そして、

"あなたらしい"人生」を歩むきっかけとしていただければと思います!!

 

 

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*1:<チャートの各事項の概要>

学び:この本でどれほどのことが学べるか。量より質を重視。

読みやすさ:言い回しや表現の仕方など、純粋に読みやすいかどうか。

おもしろさ:「書籍」として楽しめるかどうか。「どんどんページをめくってしまう、、!」みたいな。

ワクワク:この本を読むことで、直感的に日々の生活の活力となるか。

活かしやすさ:生活や仕事など、日頃の自分に活かしやすいか。