目標達成の秘訣をお探しかい??ならこの本!!
初の自己啓発本のご紹介です!!
ということで今回は『GOALS! ゴール』について書いていきます。
特に人気な作品、あるいは話題の作品というわけではありませんが、以前買ってそのままになっていたのを引っ張り出してきて読んでみました。笑
ですが読んでみると、なんの偶然かこの時期にぴったりな本だったわけです!
というのも、この本は「目標設定」と「目標達成」についての本なのです。
4月に入り新学期や新年度を迎え、心機一転何かを始めたり目標を立てた人も多いのではないでしょうか?
そんな方々にはさらなる飛躍のために!
そして、これから立てようとしていた方はまさにピッタリ!
この本を参考に目標設定をしていただき、達成に向けて行動を起こしていただければなと思います!
作品概要
題名:GOALS!
筆者:ブライアン・トレーシー(早野依子・訳)
出版:PHP研究所
感想
概要を一言でいうと、全21章からなる「目標達成」と「そのためには何をどうすればよいのか」ということをまとめた本です。
前書きと最初の2章は目標を追う際の心構え・メンタルの部分のお話。
「自分を変えれれるのは自分だけ」であったり、「自分のことに関する責任は全て自分にある」といったような、多くの自己啓発本に書かれていることが端的に書かれています。
3~12章は目標設定の重要性と目標設定の方法、そして実行の仕方が書かれています。
目標を追う中で現れる障害とその打破方法についても多く語っていた印象でした。
(周りの目、「やっぱり無理だ」と思ってしまう自分の弱さや恐怖心についてなどですね!)
13章で一度まとめが入り、それに加えて目標設定後の行動計画の重要性についてが語られ、
以降の14章から21章までは「行動」にフォーカスした内容。
「時間管理」についてやより具体的な目標達成のための行動についてが書かれている
という構成になっています。
各章の最後にその章で学んだことを実際に実行するための「To Doリスト」がありますので、本文の内容を理解しそれに従えばまず間違いなく相当の力がつきます。
ここでいう「力」とは、もちろん目標設定能力と目標達成力ですよ!
ただ、基準値は結構高めです。
初めて「具体的に仕事の目標」や「自分の人生の目標」を立てる人にはハードルが高く感じてしまうかもしれません。
章によって内容の要求量みたいなものはばらつきがあるので、「これはいいかな」と感じたらすべてをやる必要はないと思います!
そして実際、僕はすべてはやっていないです。笑
ともあれ、読んだ内容の活かしやすさは完璧だと思いますね!
一点書いておくと、この本の対象者はなんとなく「会社に勤めている人」向けに感じました。
もちろん、「目標を達成したい、そのための方法が知りたい」というすべての人に対して書かれてはいますが、
何回か「『使える』人間になる」という表現が出てきたり、上司との関係についての記述が見られます。
この辺は、「雇われる」ということに抵抗があり個人で何かなさっているような方は「ん?」と感じるかもしれません。
(とか言う僕はこっち側です。笑)
自己啓発の内容は、冒頭部分以外にもよく出てきます。
自己啓発本によくある「人のせいにしない」や「自分の可能性を信じる」など、メンタル形成の部分のことですね!
そして、これは僕の感覚的な問題になってしまうのですが、
海外の方の著書の翻訳版の方がよりダイレクトに伝えてきてくれている感じがして好きなんです。笑
ですのでテンションが上がりますし、表現が直接的なぶん読みやすさもあると思います。
まあここは個人差があるとは思いますので、日本人著者の方が好きだという方は話半分に読んでくださいな…。
個人的な学び
次に、この『GOALS!』を読んで僕自身が得た学びといいますか、「こうしていこう!」と感じたことをまとめて書いていきます。
僕なりのこの本の「まとめ」だと考えていただければよいです!
- まずは自分の目標を明確にする。これは仕事とプライベートの両方で。今の仕事だけではなく「将来こんなこともしてみたい」ということも。
この際、「いつまでに」ということや「金額」など数字を使ってより具体的に書くのが大切。
そしてこの時、「できるかできないか」は考えないこと。 - 自分の価値観も明確にする。
何をしてる時が楽しいか。自分は何をしたいのか。自分を偽ることなく、ありのままの気持ちで書く。
(どうせ誰にも見せないから!笑) - その価値観にあった目標とそうでない目標に分ける or 達成の優先順位をつける。
- 価値観にあう目標のみを追いかける or 優先順位が高い目標から手をつけていく。
すべての目標を同時にこなすことは限りなく難しいためしない方が良い。 - 毎日目標を「書く」。書くことが重要。
同じ内容になっても良い、というかたいていは同じ内容になるに決まっているけど、とにかく毎日書いて頭の中に刷り込む。
毎日(決まった時間、朝が良い)10個書くこと。うち2,3個は今日中に確実に達成できることを書く。小さな達成感を味わいながらの方が意志が継続しやすい。 - 何かをするときは時間を決める!目標設定だけでなく、日頃から。
例えば、「この1時間は英語をやる」と決めたら1時間集中する。逆に1時間経ったらとりあえず休む。
中途半端になるのが嫌なら1時間のうちに終わらせることに力を尽くす。その方がダラダラとやるより集中するので時間を有効に使える。
これらは『GOAL!』を読んで僕が実際に実行した、あるいはしていることです!
個人的には、5.の「毎日目標を書く」というのはかなり衝撃的でしたね!
目標って「一回書けばいいじゃん!」と思ってしまいがちですが、
その目標を毎日毎日頭の中に刷り込み、「無意識下に意識させる」ことが重要みたいです!
これは読んでいただければ納得できますし、本当に目から鱗でした!!
確かに、実際に毎日やってみるとその日のエンジンがかかります。
「よし、やるか」
となりますし、自分に甘えそうになると
「いかんいかん」
と考えるようになりました!
(まだ「意識下で意識」の段階ですが。。!笑)
人から強制された目標ではなく自分で立てた目標ですから、縛られているという感覚はありませんからね!
これは非常にありがたいこと!!
まとめ
ということで、今回は「目標達成」のための自己啓発本をご紹介しました!
はじめに書いた通り、4月ということで新しい目標を立て、追いかけるという人は多いと思いますし、
何より今年は「令和元年」になりますから!!
何かを始めるにはまたとない良い機会です!
そして何かを始めれば当然「目標」は必要になりますし、それは早くに叶えた方がよいはずです。
この本はその手助けをしてくれる最良の本になること間違いなしです!!
自分が思い描く、いやそれ以上の一年、そして人生を歩みたいものですね!!
*1:<チャートの各項目について>
学び:この本でどれほどのことが学べるか。量より質を重視。
読みやすさ:言い回しや表現の仕方など、純粋に読みやすいかどうか。
活かしやすさ:生活や仕事など、日頃の自分に活かしやすいか。
おもしろさ:「書籍」として楽しめるかどうか。「ページをめくるのが止まらない、、!」みたいな笑
ワクワク:この本を読むことで、日々の生活の活力がみなぎるか。要は"心が躍る"か!笑
また読みたいか:そのまま。ふとしたときにまた手にしたいか。