旅狼~たびろう~の雑記ブログ

自称多趣味な旅好き狼が書く雑記ブログ。

~エジプト旅行記 Vol.5 in Aswan~ 南端の都市アスワンへ!!

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こんにちは!!

今回はアスワン

 

について書いていきます!

 


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カイロ・ギザから始まったエジプト一人旅、

ルクソールを経由して

いよいよ南端のアスワンまで来ました。

  

k3eng.hatenablog.com

 

k3eng.hatenablog.com

 

 

 

ちなみに、

南端」と書いているのは、

 

「国境沿いの都市」というわけではなく、

 

「一般的に観光で訪れるであろう拠点としては最も南であろう」

 

という意味ですので、お間違いがないようお願いいたします!

 

 

 

 

さて、このアスワンという都市そのものについて、少し紹介していきましょう。

 

 

このアスワンは、古代エジプトにおいて

"スウェネト(Swenet)"

と呼ばれており、"交易"を意味しました。

 

古代エジプトにおいてこの都市は、文字通り

"南端の辺境地"

であり、南方のヌビアの人々との交易の拠点になっていたと考えられています。

 

 

このヌビア人というのは

現在のエジプト南端からスーダンにかけて暮らしている民族で、

 

北部の民族を「ヨーロッパ系」

と呼ぶのであれば、

「アフリカ系」

という表現がイメージしやすいかと思います。

 

肌の色で見分けるとしたら、

北部出身の方は「褐色がかっている」

のに対し

南部出身の方は「黒い」

という表現になります。

 

実際街をまわってみると、

確かに色黒の方が北部より多かったです。

 

 

 

気候は非常に乾燥しているのが特徴で、

世界的にみてもトップクラスの乾燥レベルだそうです。

 

そして暑い!

 

もちろん、カラッとした暑さなので

日差しが痛い!!

という暑さだったことを覚えています。

 

サングラスをしていても、

夜に目が痛くなってしまうほどの日差しでした、、笑

 

しかし砂漠帯の特徴。

 

夜は意外と暑くない!

 

もちろん、「涼しい」とは言えませんが、

昼の暑さに比べるとかなり過ごしやすくなりました!

 

某ハンターゲームの砂漠ステージを体感できました笑笑

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 郊外へ行くとすぐに砂漠。後述のダムを利用した発電施設が並んでいます。

 

 

 

街自体は

"フルーカ"

と呼ばれるヨットでナイル川をまわるというのが名物。

 

 

ナイル川のクルーズ船の停泊場所でもあり、

 

川沿いにはホテルやレストラン、公園などが並んでおり、

ナイルの港町

といった様子でした!

 

 

ここのナイル川の様子も本当に綺麗でしたね〜〜!!

 

ルクソールの夕陽とは全然違った雰囲気!

 

 

 

街の人たちの様子としては、

 

のんび〜り

 

という感じ笑

 

いや、本当に穏やかな港町でしたね!今思うと!笑

 

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他の街のタクシー同様、

「フルーカ(あるいは馬車)に乗らないか?」

と声はかけてくるのですが、

 

なんだかちょっと丁寧。笑

 

 

なんていうんでしょうかね、

 

がめつくない

 

という感じでしょうか!

 

 

これはアフリカ系の方々特有の感覚なのでしょうかね!

(ケニアに行った際もこんな感じの方々が多かった気がします!笑)

 

 

たくさんのフルーカが行き交う川の様子と、穏やかな街の雰囲気からは

静かな活気に溢れる街

という印象を受けました!

 

 

 

 

と、街の紹介はこの辺にして、観光地の紹介をしていきましょう!

 

 

アスワンの観光地はほとんど郊外に位置していて

 

ツアーで訪問する

または

タクシーをチャーターして巡ってもらう

 

という方法が一般的だと思います。

 

 

僕はタクシーをチャーターして巡りました!

 

 

というのもですね、

僕のアスワンの滞在予定としては

 

21時過ぎ ルクソールから電車で到着

 ↓

ホテル滞在

 ↓

翌日、アブ・シンベル神殿へ!!

 ↓

市街地に帰還後、寝台列車出発時間まで街を散策

 

というプランでした。

 

 

 

しかし!!!

 

なんと、

アブ・シンベルに行けなかったのですっ!!!!

 

いや〜

アブ・シンベル訪問は非常に楽しみにしていただけに、

これはかなり落胆しましたね。。。。

 

 

アブ・シンベルには

基本的には早朝出発のツアーで行くのがオーソドックスなプランで、

 

それ自体は知っていたのですが

 

朝にタクシーで乗って行けばいいっしょ!

 

と、たかをくくってしまったんですね〜

 

 

これが大失敗。

 

どうやらアブ・シンベルは入場時間が決められているようで

決まった時間、つまり早朝に出発しなければいけないみたいでした。。

 

 

これはチャーターしたタクシーの運転手が言っていたことなので

単に僕が騙された可能性もありますが、、、笑

 

 

 

というわけで、

急遽予定を変更し、アスワン観光になったわけなのです。笑

 

 

 

 

そんな予想外の観光でしたが

 

想像以上に面白かった!!

 

 

予備知識ほぼゼロでまわったのですが、

それでも楽しむことはできました!

 

 

 

まず向かったのがアスワンハイダム

 

 

このダムはナイル川の氾濫と灌漑用水の確保のために造られました。

 

しかし建設に際し、

広範囲が水没するということで9万〜10万人もの人々が移住を余儀なくされ、

さらに、アブ・シンベル神殿が水没してしまうという問題が発生します。

 

そして神殿は、解体されて移転されることに、、!

 

遺跡の解体と再建築って、なんかもうよくわかりませんが。。笑笑

 

ともあれ、そんな経緯を経て作られたのがこのアスワンハイダムです!

 

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こちらが下流側。

 

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 上流側は、ダムというよりもはや湖!笑
実際、建設時の大統領の名前からナセル湖という名前がついています。

 

 

 

ドンドンいきます!

 

お次はイシス神殿

 

 

名の通り、豊穣の女神イシス神を祀っており、

フィエラ神殿とも呼ばれていて、なんと島の上にある神殿なのです!!

 

 

この"フィエラ"というのは島の名前なのですが

現在の島の名前は"アギルキア島"。

 

そう、この神殿は建て直されたものなのですね!

 しかも島の形までもとのフィエラ島の形にしてしまったといのです!笑

 

やるならとことん、というスタイル。

僕はとても好きです。笑笑

 

 

理由は上述のアブ・シンベル と同じで、

アスワンハイダム建設による水没の恐れから。

 

 

元々の島がフィエラと呼ばれていましたが、

現在はこの島がフィエラと呼ばれているという、なんともややこしい状況。笑

 

 

ともあれ、神殿自体はとても保存状態が良く、

島の上ということもあってとても神秘的でした!!

 

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近くの船着場からボートで島へ。オフシーズンだったので一人で乗ることに。。

乗合をしたほうが確実に安いです!笑
(僕は神殿への入場料よりボートの往復代の方が高くつきました笑笑)

 

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この通りほぼ貸切状態。

まあ、ボート代も結果オーライです!笑

 

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女神イシスを祀っているということもあり、

壁画には女性的特徴を持つ方が描かれていることが多かったです。

 

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 神殿からのナイル川の眺め。とても気持ちよかったです!!

 

 

 

続いては"切りかけのオベリスク"。

 

これは前回ご紹介したカルナック神殿へ運ばれる予定だったオベリスクが、

結局岩肌から切り離されることなく残ったものです。

 

言うなれば「オベリスクの採掘場」ですね!

 

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 街中でここだけ岩肌が露出しているという状況。なんだか不思議な感覚でした。

 

 

 

 

ぐるっと観光はこれで終了!

 

 

この後、カイロへの寝台列車までまだ時間があったので

ナイル川沿いとバザールを散策していました。

 

 

 

 

 

アスワンでは

 

南北エジプトの違い

 

 を体感することができました!!

 

 

街の雰囲気から人の接し方まで、とても多くの違いを感じられました!!

 

 

もちろん他の国もそうですが、

やはり国内ででも大きな違いがあるのは旅のしがいがあります!!

 

 

滞在時間は短かったですが

とても素敵な街でしたし、また来たいですね!!

次はフルーカに乗ってみたいなぁ!

(もちろん、アブ・シンベルのリベンジもありますが!!笑笑) 

 

 

 

 

 

ということで、いよいよ次回は

 

エジプト旅行記最終回!!!

 

 

是非是非お楽しみに!

 

 

 

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[追記] 2019年9月5日

 

僕が運営する旅ブログ「旅狼どっとこむ」で、エジプトの見どころはもちろんのこと、エジプト以外の国や地域についても紹介しています!

こちらもぜひチェックのほど、よろしくお願いいたします!!

 

www.tabirou.com



 

 


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