~エジプト旅行記 Vol.4 in Luxor~ 古代エジプトの中心地ルクソール東岸へ !!
こんにちは!
いつも読んでいただきありがとうございます!!
今回も少し間が空いてしまいましたが、前回宣言した通り、
ルクソール東岸
について書かせていただきます!!
ちなみに前回の西岸はこんな感じ。
復習雑か!!笑笑
ざっくりご紹介すると、
西岸:死後の世界とされ、お墓や葬祭殿がほとんど
東岸:二大神殿があり、現在のルクソール市民の生活の中心
このようになります!
詳しくはVol.3を読んでいただければと思います!!笑
ということで、
さくさくっと東岸の紹介をしていきます!
東岸の見所はルクソールの二大神殿と言われる
ルクソール神殿とカルナック神殿!!!
元々は左右にミニスフィンクスが並んだ
参拝道のような一本道で繋がっていたそうですが、
参道については現在では、それぞれの神殿に一部が残るのみとなっています。
では二大神殿の紹介をしていきましょう!
ルクソール神殿は
アメンホテプ3世が建築した神殿に、のちにラムセス2世が増築した神殿になっています。
このルクソールの二大神殿のみならず、
当時は先王の建てた神殿や葬祭殿に増築するというのはオーソドックスなスタイルだったみたいですね。
神殿の敷地に入ってまず出迎えてくれるのは
大きなオベリスクとラムセス2世の像!
「そもそもオベリスクとはなんぞや」
オベリスクとは太陽神やファラオの威光を示すためのもので、
当時のエジプトでは"テケン(保護・防御)"と呼ばれていたそうです。
世代的には、某巨神兵を想像してしまいますね!笑笑
オベリスクの意味がわかると逆にこのカードの意味がよくわからなくなるというパラドックス笑笑
ちなみに「オベリスク」というのは
ギリシアで"串"を意味する"obeliskos"と呼ばれたことに由来するみたいですね!
「串」が「オベリスク」って、、、
ラテン系の言葉は響きがいちいちカッコイイ、、笑笑
また、本来は向かって右側にもオベリスクがあったのですが、
19世紀にフランスに運ばれ、現在はパリのコンコルド広場に「クレオパトラの針」と呼ばれて立っています。
そのオベリスク自体はクレオパトラとなんら関係ないんですが!笑
と、そんなオベリスクとラムセス2世像を通って中へ入っていくと、
またしてもラムセス2世の像!!
しかもいたるところに!笑笑
さすがは大王。。
ファラオの威光半端ないっす。笑
さらに石柱が並び立つ通路を進んでいくと、
アメンホテプ3世が建てた最深部に到達します。
柱に刻まれた模様はいまだはっきりと見える部分もあり、ロマンを感じますよね!!
奥に進むか迷ったのですが、
写真に見えるお二方に変に絡まれるのも嫌だなと思い、ここで引き返すことに。。
ルクソール神殿は
東岸の"顔"とも言える神殿で、その大きさに驚きました。
前日の西岸の葬祭殿といい、当時のファラオの権力には驚きっぱなし。笑
同時に、
紀元前の建造物をいまだこうして見ることができることが
とてもワクワクすることだと改めて感じました!
特に石柱の模様ですね!
ホントにロマンの塊だよ!!笑笑
さてさて、、
ルクソール神殿を後にして、僕はカルナック神殿に向かうことに。
カルナック神殿は、
ルクソール神殿から歩くこと約30分したところにあります。
もっともこれは
迷った結果たどり着いたために、
「迷わなかったらこれくらいだろう」
という推測の元立てたものであり、
割と歩くペースに自信がある僕の時間
なので、実際はもっとかかるかもしれません。。笑
これは迷った時にたどり着いたカルナックの門。
入口が真反対にあるということに気づかなかったんです、、、笑
本来ならタクシーなどを使うべきこの距離を歩いた理由としては
①そもそもタクシーが信用できなかったから笑
②時間に余裕があり、街を見てまわることができたから
という2つが挙げられますね!
①は読んで字の如し。笑
カイロで散々痛い目を見ていたので、こちらからタクシーを捕まえるというのは考えられなかったですね!笑
もちろん、声をかけてくる方々もしっかりあしらっていました。笑
②は嬉しい誤算でしたね!
この日の予定はルクソール神殿とカルナック神殿のみで、夜の電車で移動予定でした。
ですので日中はかなり時間があり、街中をかなりウロウロできましたね!
特にナイル川沿いの様子を見ることができたのがとても楽しかった!!
これについてはまた後ほど書きます!
ということで、カルナックですね!
この神殿は新王朝時代のほぼ全てのファラオたちが増築に増築を重ねた複合神殿になっており、
その中心となるのが最大規模を誇るアメン大神殿です。
複合神殿としての規模は世界最大!
僕はほぼ全ての神殿や門を見て回って、約3~4時間かかりました!
チケットを買って門に向かうと、
ルクソール神殿と結ばれていた参道の名残が出迎えてくれ、
第一塔門がそびえ立っています。
出迎えからこの規模感!
ルクソール神殿や西岸の葬祭殿も大きかったですが、
ここはさらにその上をいく壮大さ!
進んでいくと、広々とした中庭があり、
さらにその先へと進むと大列柱室に入ります。
この大列柱室がとにかく圧巻で、
首が痛くなるほど上を向かないと柱の上を見ることができない高さとその数、
各柱ごとに異なる彫刻、
部屋を囲む室壁に描かれた壁画、
どれを見ても
「おおぉ〜〜」
と呟かずにはいられませんでした!!
中でも壁画は"the Egypt"みたいな感じがなんともたまりませんでしたね!!
室壁の外側にも壁画が描かれており、この神殿の重要性のようなものを感じました。
何かの戦いの様子を描いたものでしょうかね!
その先は左右に小さな部屋があったり中庭があったりと続いていきます。
進んでいくと、まず二本のオベリスクがそびえたっていて、
さらにその先に至聖所がありました。
オベリスクは、左がハトシェプスト、右がトトメス1世のものだそうです。
元はテーベの地方神を祀っていたこの至聖所がカルナック神殿の原点なんだそうで!
言われてみれば、作りがより古いような気もしなくもない、、かな、、、笑
さらに左右それぞれの方向へ進んでいくとアメン大神殿を離れ、
小規模な神殿や城門に向かうことができます。
門の一つ。
ここの復元はかなりしっかりされていました。
部分部分にはいまだに瓦礫が残っていたり
まさに復元中な雰囲気のものがあったりと、
この神殿の規模感というものを感じることができました。
塔門の復元作業でしょうかね。
ということで、この先は写真でダイジェスト!
折れたオベリスクの先端。
「おう。」というリアクションしか取れなかったですが。。笑
"聖なる池"と呼ばれるため池。
ここで王や神官たちが体を清め、神事に臨んだようです。
池の前にあるスカラベ像。
スカラベは"フンコロガシ"のことなのですが
当時のエジプトでは太陽神ケプりの化身とされていました。
この像の周りを反時計回りに3周すると、幸運が訪れるそうです!
(僕は当時このことを知らなかったのでやりませんでしたが、団体客がやたらとぐるぐるしていたことを覚えています笑笑)
アメン大神殿を外から見た様子。
この神殿だけでも一つの石の城のよう。
ここはアメン大神殿からは独立した神殿のようでした。
中にはここのおじさんしかおらず、チキって進みはしませんでした笑笑
先ほどの至聖所の先へ進んだ最深部。
"コンス神殿"という神殿があったそうで、
奥に見える門が、最初に載せた迷った時に遭遇した門でした!笑
期せずして門を内外の両面から見ることができたということですね!笑笑
他にも隅々まで回ったのですが、
ここでカルナック神殿を回ってみてのまとめをしてしまいます!
最初に書いたように、歴代のファラオたちが増築を繰り返したこの神殿。
塔門、像、部屋、中庭それぞれが別のファラオによって造られたものと思うと、
とても神聖なところのように感じられました。
「こここそが、古代エジプトの中心」
まさにこの一言がぴったりなところでしたね!!
さて、
ルクソールにおける歴史的建造物の観光はこれでおしまいなのですが、
このあとナイル川沿いの道でゆっくりと過ごす時間がありました!
(先ほど書いたナイルのクダリの回収です!笑)
川沿いは綺麗に整備されており、
所々にベンチがあったりオシャレな建築物(というか階段というか。。笑)があったりと、
「朝・夕にランニングでもしたら最高だろうな〜」
というところだったんですね!
(バーベキューなんかもできそう笑)
ここで一息つきながら眺めた夕陽は、
いまでも心に刻まれています!!
そうなんです。
今回一番推したいのはこの夕陽!!!
自分でもなぜこれほど心打たれたのかわかりませんが、
とても感動する眺めでした。
この様子は写真ではどうしても伝わらない!!!
昼間川沿いを通った時から
「素敵なところだな〜」
とは思っていましたが
夕陽を見て
さらにルクソールとナイル川が大好きになりました!!!笑
これもルクソールとナイル川の神性の力なのでしょうか、、!
そういうことにしておきましょう!!
そのほうがロマンがありますからね!!笑
ということで、こんなまとめ方でごめんなさいなのですが、
ルクソールについては以上となります!
古代エジプトの中心地。
そのロマンを存分に味わうことができました!!!
エジプトを訪れた際は、ぜひ訪問をお忘れなきように。
そしてぜひ、
ナイル川の美しさを堪能していただければ
とおもいます!!
次回はいよいよ最後の訪問都市
アスワン
の紹介をしていきます!!
お楽しみに〜
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[追記] 2019年9月5日
僕が運営する旅ブログ「旅狼どっとこむ」で、エジプトの見どころはもちろんのこと、エジプト以外の国や地域についても紹介しています!
こちらもぜひチェックのほど、よろしくお願いいたします!!